ロシア軍、ウクライナ南部ザポリッジャを空爆 1名死亡、9名負傷
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ウクルインフォルム
ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、23日夜に同国南部ザポリッジャを誘導航空爆弾で空爆した。24日朝の時点で住民に死者1名、負傷者9名が出たことが判明している。
フェドロウ・ザポリッジャ州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルで伝えた。
フェドロウ氏は、「13歳の女児と14歳の男児が脳しんとうで医療施設へと搬送された。彼らは爆心地から近くにいて、爆風で負傷した。医師の予後は良好だ」と発言した。
また同氏は、敵の攻撃により9名のザポリッジャ市住民が負傷したとし、朝の時点で病院には3名がまだ残っていると伝えた。
航空爆弾の着弾した建物にいた83歳の女性は多くの破片傷を負い、同女性の息子は死亡したという。
ハルチェンコ・ザポリッジャ市長代行は、テレグラム・チャンネルにて、今回の攻撃は住宅地に対してものであり、市内シェウチェンキウシキー地区、オレクサンドリウシキー地区、コムナルシキー地区の計74軒の集合住宅、24軒の民家、15軒の非居住型建物、社会文化施設、インフラ施設が破損したと報告した。
動画:国家非常事態庁(テレグラム)