ウクライナ外務省、ウクライナ軍が露クルスク原発を攻撃したとの偽情報にコメント
ウクルインフォルム
ウクライナのティーヒー外務報道官は3日、ウクライナ軍人がロシア領のクルスク原発ないしは原発周辺をあたかも攻撃したとするロシアメディア発の情報を否定した。
ティーヒー報道官がソーシャルメディア「X」アカウントにコメントを掲載した。
ティーヒー氏は、「私たちは、ウクライナのクルスク原発あるいはその周辺に対する攻撃に関するロシア報道機関による主張を断固として否定する。ロシア占領軍と異なり、ウクライナ軍は、国際人道法の規範を厳しく遵守しており、民間人や民間インフラ施設は攻撃していない」と書き込んだ。
これに先立ち、ロシアのプロパガンダメディアが、あたかもクルスク原子力発電所が攻撃されたとする情報を拡散していた。これらメディアは、原発に対して、高機動ロケットシステム「ハイマース」のミサイルが4弾発射されたが、4発ともロシアの防空システムが迎撃したなどと主張していた。
なお、ウクライナの偽情報対策センターも同日、ロシアの同偽情報を否定している。