ウクライナ防空戦力、「キンジャル」2弾と自爆型無人機32機を撃墜 着弾もあり
ウクルインフォルム
ウクライナ空軍は、6日夜から7日未明にかけてのロシア軍のミサイルと自爆型無人機による攻撃の際に、「Kh47M2 キンジャル」2弾と自爆型無人機32機を撃墜したと報告した。
空軍がテレグラム・チャンネルで伝えた。
発表には、6日20時から7日8時30分にかけて、ロシア軍は、ウクライナを弾道ミサイル「イスカンデルM」1弾、誘導航空ミサイル「Kh59/69」1弾、不明な型のミサイル1弾、自爆型無人機(編集注:機数の記載なし)、空中発射型誘導ミサイル「Kh47M2」3弾で攻撃を仕掛けてきたという。
ウクライナ空軍レーダー部隊は、合計で80点以上の空中目標を発見し、追跡。
その上で、「キンジャル」2弾をキーウ方面で、無人機32機をミコライウ州、キーウ州、ドニプロペトロウシク州、スーミ州、チェルニヒウ州、ポルタヴァ州、ハルキウ州で撃墜したという。
また、複数の無人機がハルキウ州で着弾し、「キンジャル」1弾がフメリニツィキー州のスタロコスチャンティニウ飛行場敷地内に着弾したという。
さらに、他37機の無人機は、ウクライナ領内飛行中に、おそらく電子戦の影響を受けて消失したという。他1機は、まだ飛翔中であり、迎撃戦が続いていると報告された。
これに先立ち、キーウ市軍行政府は、キーウがミサイルと無人機で攻撃を受けたところ、撃墜されたミサイルの破片の落下が確認されていると発表していた。犠牲者は出ていないという。