ロシア軍、ウクライナ東部ハルキウを空爆 4名死亡、歴史建築物が破損
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ウクルインフォルム
ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、28日から29日にかけての夜間同国東部ハルキウを誘導航空爆弾で空爆した。29日朝の時点で、死者が4名、負傷者が11名出たことが判明している。
シニェフボウ・ハルキウ州軍行政府長官がフェイスブック・アカウントで伝えた。
シニェフボウ氏は、29日3時、ハルキウ市内オスノヴヤンシキー地区では、誘導航空爆弾での攻撃を受け、建物1軒が破壊され、19軒の民間施設と4台の自動車が破損したと伝えた。また女性2名(70歳、90歳)と男性2名(25歳、26歳)が死亡、他2名の男性が負傷したと言う。
また28日21時2分、市内シェウチェンキウシキー地区で誘導航空爆弾の着弾で、同市の歴史建築物「デルジュプロム」の3階が部分的に破損。その他、州病院リハビリ病棟、2軒の住宅、控訴裁判所の建物、教育機関2軒、銀行、飲食店、7台の自動車が破損したという。
空爆被害を受けた「デルジュプロム」 写真:ヴヤチェスラウ・マジイェウシキー/ウクルインフォルム
同攻撃により、9名が負傷(男性5名(1名警察官)、女性4名。
その他、ハルキウ州オレクサンドリウカ村の行政庁舎が攻撃を受けて、2階部分が炎上し部分的に破壊されたという。