トランプ米次期政権ウクライナ・ロシア担当、露宇戦争の和平合意が100日以内に達成されることを期待
ケロッグ氏がフォックス・ニュースへのインタビュー時に発言した。
ケロッグ氏は、トランプ氏は「それ(露宇戦争)をできるだけ早く終わらせたがっている」とし、「近々それを実行できる」と発言した。
また同氏は、「私は、人々が理解すべきことは、彼はプーチンないしロシア人に何かを与えようとしているわけではないということだ。彼は本当にウクライナを救い、同国の主権を維持しようとしているし、それが公正だと確信しようとしている」と発言した。
同時に同氏は、トランプ氏の代わりに話すようなことはしたくないとし、「なぜなら、彼は自分のことは自分で話すからだ」と述べた。
また同氏は、バイデン米大統領の最大の過ちは、全面戦争の間一度もプーチン氏との協議を行わなかったことだと指摘した。同氏はその際、「(トランプ次期)大統領は本当に対立者とも同盟者とも話すし、それが容易でないことを知っている」と述べた。そして、同氏は、それは「最終的な結果を達成する上で」不可欠であり、それは「彼(トランプ氏)が行おうとしていることだ」とも発言した。
さらに同氏は、「その時彼はようやく、プーチン大統領ともゼレンシキー大統領とも話す環境に到達する。そして私は、彼らは近い将来、受け入れられる解決策に到達すると思っている」との見方を示した。
その他同氏は、合意達成の時期について「個人的なレベルでもプロフェッショナルなレベルでも目標を設定したい」と述べ、「100日という期限を設定しようではないか。(中略)解決策が理想的で、強靭であることを確信するために、近い将来にどのようにそれが行えるかを考えてみよう。そして、その戦争が終わるようにすること、私たちが戦いを終わらせるようにすることが非常に重要だ」と発言した。
加えて同氏は、それは米国の国家安全保障にとっても重要だとし、「それは私たちの非常に重要な利益の一部でもあるし、欧州にとっても、全世界にとっても良いことだ」と発言した。
写真:ゲッティ