
シルシキー宇軍総司令官、ロシア軍が攻勢を強める北部スーミ州を訪問
写真
ウクルインフォルム
ウクライナのシルシキー軍総司令官は、ロシア軍が攻勢を強めている北部スーミ州を訪れた。
シルシキー軍総司令官がフェイスブック・アカウントにて伝えた。
シルシキー氏は、「敵の行動烈度の高まりと敵の戦闘行為を(編集注:クルスク州から)押し出し、スーミ州へと移す試みに関連して、私は、スーミ州の空挺強襲軍、海兵隊、領土防衛隊の旅団、機械化やその他の部隊のところで活動した」と伝えた。
また同氏は、クルスク作戦圏では、敵がウクライナ領深部へと突破しないようにウクライナ軍人が引き続き防衛作戦を実施しており、その目的のためにウクライナ軍人は反撃・襲撃を実施していると伝えた。
同氏はさらに、作業の際に戦闘支援に関するあらゆる問題点を詳細に分析し、弾薬、無人機の補充、予備の配送についての決定を下したと伝えた。
その他同氏は、クルスク作戦の開始時から、ウクライナ側が敵にもたらした損耗は、合計で5万5000人、内不可逆的損耗(編集注:死亡)は2万2200人以上、衛生面損耗(編集注:負傷)は3万1800人以上、捕虜は940人以上だと伝えた。
同氏はそして、「私は、クルスク方面の戦士たちの効率性と強靭性を誇っている。あなた方のおかげで、侵略国領土に衛生圏を維持して、敵がスーミ州の北部国境を塞いでいる。私は、私たちの新たな攻勢、新たな勝利があることを確信している」と書き込んだ。