親露メドヴェチューク容疑者、ゼレンシキー宇大統領とプーチン露大統領に自身とマリウポリの宇軍人・市民の交換を要請

親露メドヴェチューク容疑者、ゼレンシキー宇大統領とプーチン露大統領に自身とマリウポリの宇軍人・市民の交換を要請

ウクルインフォルム
国家反逆罪容疑がかけられた後に脱走し、その後ウクライナ保安庁(SBU)に拘束され、現在拘置されている、プーチン露大統領に近いウクライナの政治家、ヴィクトル・メドヴェチューク容疑者は18日、ゼレンシキー宇大統領とプーチン露大統領に対して、自身とマリウポリで戦闘するウクライナ軍人、と同市市民の交換を提案した。

SBUがメドヴェチューク容疑者の呼びかけ動画を公開した

メドヴェチューク氏は、「私は、ヴォロディーミル・ゼレンシキー宇大統領とウラジーミル・プーチン露大統領に対して、私と、封鎖された街におり、人道回廊を通じて安全な脱出ができずにいるマリウポリの防衛者及び住民を交換する提案をしたい」と発言した。

なお、現在、ロシア侵略軍がウクライナ東部マリウポリを包囲し続けており、これにより同市の人道状況が著しく悪化している他、同市を防衛するウクライナ軍人の戦況も悪化を続けている。

アレストヴィチ宇大統領府長官顧問は3月18日、現時点でロシア軍による東部マリウポリ市の包囲を解除することは不可能だとし、ウクライナ政権は政治・外交的手段の作業をしていると発言した。

さらに、アレストヴィチ氏は4月13日、マリウポリ防衛戦に参加しているウクライナ軍第36独立海兵旅団が同市内の別の地区で戦闘をしていた国家警護隊特命分遣隊アゾフ連隊と合流したと伝えていた。ゼレンシキー大統領は16日、ロシアがマリウポリを防衛しているウクライナ軍人に投降することを提案しており、命の保証を約束しているが、実際には、2014年のイロヴァイシクの時のように、ウクライナ軍人を銃殺したがっている可能性は排除できないと発言している


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