ロシア占領軍、OSCE監視員のノヴォアゾウシクへのアクセスを不許可
ウクルインフォルム
ロシア占領軍は、OSCEウクライナ特別監視団(SMM)要員がドネツィク州一部地区をアクセスすることを認めなかった。その際、理由として、「ノヴォアゾウシクでは、作戦が進行中」であると述べたとのこと。
管理調整共同センター(JCCC)ウクライナ側が、SMMの26日付報告書を参照して発表した。
JCCCは、「ノヴォアゾウシク付近の検問所で、ロシアの武装集団の代表者が、南方の検証のために訪れたSMMのパトロールを再度、許可しなかった。その際、同人物は、『ノヴォアゾウシクでは、作戦が継続している』と述べている」と強調した。
加えて、SMMの移動の自由の制限や、アクセス禁止、その他のSMMマンデート履行の際の障害がマリウポリ方面で起きていることが報告されている。「11月25日、ロシア占領軍の武装した人物は、ピクジとサハンカに入ろうとしたSMMパトロール要員に対し、ザイチェンコ付近の検問所で、『SMMの安全』を理由に、進行を許可しなかった」と報告されている。
ルハンシク州ヴォズネセニウカ付近の国境検問地点の鉄道駅では、SMMに対し、占領者は、同地区を立ち去るように命じたとのこと。その際、SMMの移動の自由に関するどのような問題も、ルハンシク市の武装集団に要請すべきであると述べられたと報告されている。