ウクライナ軍、無人機システム「PUMA-LE」を11基獲得へ
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ウクルインフォルム
ウクライナのフェドロウ副首相兼デジタル移行相は24日、ウクライナ軍は無人機システム「PUMA-LE」を11基獲得すると発表した。
フェドロウ副首相がテレグラム・チャンネルにて伝えた。
フェドロウ氏は、「私たちは、ウクライナ軍のために11基の無人機システム『PUMA-LE』を購入する。その価格は、5億4000万フリヴニャ(約20億円)だ。無人機は、6倍ズームの通常のカメラと赤外線カメラを装着している。それにより敵を昼も夜も、どんな天候でも発見することが可能である」と発言した。
同氏はまた、アンテナのおかげで同無人機は最大60キロメートルの飛行が可能だとし、この飛距離であれば、敵の後衛の情報も得られと指摘した。また、飛行可能時間は6時間、飛行可能高度は3キロであり、そのため敵から発覚されにくいと説明されている。
フェドロウ氏は、「PUMA-LEは、世界18か国で採用されている。米国。英国、ドイツ、フランスなどだ。今後、このような『鳥』が私たちの前線にも参戦する」と伝えた。