ドイツは同盟国のウクライナにおける共同措置を傍観することはできない=独国防相代行

ドイツは同盟国のウクライナにおける共同措置を傍観することはできない=独国防相代行

ウクルインフォルム
ドイツのピストリウス国防相代行は27日、ドイツがウクライナへの将来の部隊派遣に参加する可能性は排除されないことを示唆する発言を行った。

ピストリウス国防相代行がベルリンで開催された「欧州2025」会議の際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ピストリウス氏は、「ドイツは欧州、NATOの最大の同盟国である。そして、私は、停戦ないし和平の交渉の結果となるものにドイツが参加しないという状況は想像できない」と発言した。

同時に同氏は、関連の決定は、そのための時が来た時に下されるべきだとも指摘した。同氏はその際、ミッションのマンデートや、誰が参加するのかや、どれぐらいの部隊が展開されるのかといった、多くのパラメーターが考慮されねばならないとも述べた。そして同氏は、停戦が生じるのかどうかが不明瞭なうちは、公の場で議論すべきではないとも発言した。

同氏は、「軍人たちの間で言われているように、私たちは、橋をどのように渡るかは、橋の前に立っている時に決めるのであって、橋まで数キロ前にいる時ではないのだ」と発言した。

その他同氏は、国防相職に残りたいと思っているが、しかし将来の、社会民主党も当然加わる内閣の人事決定は、まだ話し合われていないと発言した。

エストニアのペフクル国防相もまた、展開されるかもしれない将来のミッションのマンデートの確認が必要だとの意見に同意した。同時にペフクル氏は、「もし、私たち、ドイツ、エストニア、フランス、英国の軍がそこへ赴くなら、それらは地上に縛られるだろう。そして、ロシアは、私たちをそこに留めておき、その後、彼らは他の場所にどれだけ深く入れるかを試す誘惑に駆られるだろう」と予想した。

同氏はその際、NATO東翼の安全を脅威に晒してはいけないと指摘した。

そして同氏は、ウクライナにとっての理想的な安全の保証はNATO加盟だとの確信を示した。ピストリウス独国防相が、米露交渉の観点から、ウクライナのNATO加盟は現在「議題にない」と述べたことに対して、ペフクル・エストニア国防相は反論し、「今後4年間は議題にならないとしても、その4年後のことは私たちはわからない。私たちは、過去60日間、あらゆることがどれだけ迅速に変化し得るのかを見てきたのだ」と強調した。


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