ウクライナ国会与党会派長、動員法案の本採択までに見直しが行われる項目を説明
ウクルインフォルム
ウクライナ最高会議(国会)のアラハミヤ与党会派「人民奉仕者党」会派長は8日、前日最高会議にて第一読解で採択された動員法案(第10449)におけるいくつかの論争を招いている規範には、最高会議安全保障・国防・情報委員会が修正案を提出すると発言した。
アラハミヤ会派長がテレグラム・チャンネルで伝えた。
アラハミヤ氏は、「昨日軍役・動員・軍籍に関する法案第10449が第一読解で採択された」と報告した上で、議員たちには同法案には疑問を抱いており、それらの解決のために、第二読解までの間作業を行っていくと伝えた。
さらに同氏は、最高会議安全保障・国防・情報委員会は、障害者と障害者を介護する人に関する規範は法案の現在の版のままとすると発言した。
また同氏は、「博士課程学生へのアプローチは再考する。最終的な決定はまだない。妥協案を探していく」と伝えた。
その他同氏は、国民の個人口座を凍結する規範は受け入れられないとし、「議会にそのようなものを支持し得る者」はいないだろうと述べた。
同氏は、これらの問題はすでに作業されていると伝えた。さらに同氏は、法案のその他の項目に関する超党派作業が続いていると伝え、「軍幹部、商業界、国民の利益のバランスを取らねばならない。それは簡単ではなく、仕事は多い」とまとめた。
これに先立ち、7日、最高会議は、第10449「軍役、動員、軍籍の個別問題に関する複数のウクライナ法の改正法案」、通称「動員法案」を第一読解で採択していた。