ロシア政権は、黒海艦隊の新司令官として、セルゲイ・ピンチューク中将を任命した。黒海艦隊司令官の交代は、全面侵略戦争開始以降2回目となる。
2日、露モスクワ・タイムズが報じた。
プーチン露大統領の大統領令により任命され、ショイグ国防相が開催した会議で発表された。
53歳のピンチューク氏は、セヴァストーポリ出身で、2022年2月以降、欧州連合(EU)の対個人制裁の対象となっている人物。
また、ショイグ氏は、アレクサンドル・モイセーエフ大将の海軍総司令官への任命を認めた。同人物は、3月以降、海軍総司令官代行を務めていた。
なお、2023年9月22日、ウクライナ防衛戦力は、2014年からロシアに占領されている南部セヴァストーポリの黒海艦隊司令部をミサイルで攻撃していた。