バイデン米大統領、ウクライナ支援法に署名

バイデン米大統領が国民への演説の際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

Today, we answered history’s call at this critical inflection point.

With the signing of our national security package, we tell the world that America stands resolutely for democracy and freedom, and against tyranny and oppression. pic.twitter.com/APhOSWWJLN

— President Biden (@POTUS) April 24, 2024

バイデン氏は、「下院がこの週末に、上院が昨日可決した国家安全保障問題に関係するパッケージに先ほど署名した」と発言した。

同氏は、これは米国と安全保障を強化し、また米国のグローバルなリーダーシップを確認するものとなると述べた。また同氏は、法律は米国のパートナーが自国の主権、国民の命と自由を脅威から守ることを可能にするための極めて重要な支援を提供するものだと伝えた。

さらに同氏は、「これは、私たち自身の安全保障への投資だ。なぜなら、私はこの点を何度も強調したいが、私たちの同盟国がより強くなれば、私たちもまた強くなるからだ」と強調した。

同氏は加えて、この法律は署名のためにホワイトハウスへ辿り着くまでに、長く苦しい道を通り抜けてきたとし、その点で、同法に賛成した米議会両党の議員全員に謝意を伝えた。

その他同氏は、次のウクライナ支援は、今後数時間以内に発送されると発言した。その際同氏は、「私は、供給がすぐに始まるようにケアする。今後数時間、文字通り数時間で私たちは防空、榴弾砲、ロケットシステム、装甲車の機材のウクライナへの供給を確かに開始する」と発言した。

また同氏は、この支援パッケージは、戦場のウクライナ軍人や、ロシアのミサイル・無人機攻撃に苦しむ平和な町の住民が待ちわびた、極めて需要なものだと強調した。

その点で同氏は、米下院がようやくウクライナ支援法案を可決した時にウクライナ軍人が塹壕で喜ぶ姿を伝える報道を見て、嬉しく思ったと発言した。

これを受け、ゼレンシキー宇大統領は、同日夜の動画メッセージにて、同法律の成立につきコメントした。

その際ゼレンシキー氏は、「米国からのそのパッケージに、私たちの戦士がまさに必要としている武器が緊急に組み込まれるように、過去数日は私たちの米国の友人たちとあらゆるレベルでもう最大限活発に作業をしていた。『アタクムス』や榴弾砲、対戦車兵器や『ハイマース』ミサイルから、必要な防空や機材までだ」と発言した。

また同氏は、バイデン米大統領によるウクライナ支援法案署名に関して「半年の長さの道を克服した」とコメントした。

そして同氏は、米大統領、武器を生産する防衛企業の米国民に謝意を伝えた。

さらに同氏は、「私たち、ウクライナと米国の協力全て、私たちの防衛支援の１つ１つの顕在が、私たち両方の民、全ての私たちのパートナー、暴力と混沌の下ではなく、ルールに基づいて生きたがっている世界全てをより強くしているのだ」と強調した。

同氏は、現在ウクライナでは、議論と疑念の中にあった過去半年を補うべく、あらゆることが行われていくと発言した。

加えて同氏は、「ロシア占領軍がその間できたこと、プーチンが今計画していることに対して、私たちは巻き返していかねばならない。彼の前線での行動全て、彼の私たちの電力システム、インフラに対する攻撃全て、彼の私たちの町や村に対するテロの全て、これら全てが、私たち、世界の命を本当に大切にする人１人１人をロシアへの圧力へと動員せねばならない」と発言した。

そして同氏は、バイデン米大統領との合意全てが１００％実現されていると指摘した。

写真：twitter.com/POTUS