イタリアは防空システム「SAMP/T」のウクライナへの供与を準備=報道
ウクルインフォルム
イタリア政府は、ウクライナに対して、防空システム「SAMP/T」と長射程ミサイル「ストームシャドー」を含む新しい防空支援パッケージの発表を計画している。
スカイニュースがイタリアのラ・レプブリッカ紙の報道をキャリーする形で伝えた。
ラ・レプブリッカは、メローニ伊首相は6月13〜15日にプーリア州で開催されるG7首脳会議の際に正式に発表すると報じた。
同支援パッケージにはまた、携帯地対空ミサイル「スティンガー」と長射程ミサイル「ストームシャドー」も入るという。
なお、この軍事支援はイタリアがウクライナに供与する9回目のものとなるとのこと。
これに先立ち、ドイツのショルツ首相は4月18日、ウクライナはさらに7基の「パトリオット」を必要としており、ドイツがその内1基を供与することを喚起した上で、残り6基が見つかることへの期待を表明していた。
17日、ストルテンベルグ北大西洋条約機構(NATO)事務総長は、より多くの防空システムをウクライナへと供与できるだけの、十分な数をNATOは保有していると発言した。