「専門家はどこを攻撃すべきか知っている」=ウクライナ空軍報道官、ケルチ橋につきコメント
イェウラシュ報道官がNVにコメントした。
イェウラシュ氏は、「専門家は、その方向で取り組みをしており、彼らはその橋を非常に長間分析してきた。私たちはもう、爆発で車道が破壊されるという、同橋へのかなり効果的な攻撃を見てきた。彼らは、どこを攻撃すべきか知っているが、しかし、時間と瞬間が必要だ。クリミア橋は現在、世界中でもしかしたら最も防衛されている施設かもしれない。そこには、防空旅団が投入されており、橋は非常に念入りに守られている。何らかの脅威が生じたら、ロシア人は何らかの煙幕を焚いて(橋を煙)覆おうとする。彼らはかなり心配しているのだが、それは脅威があることを理解しているからだ」と発言した。
また同氏は、「マリュクSBU長官が述べたように、その構造物は明らかに余分である。見てみようではないか…。それは、クリミアにおける彼らの能力を弱体化し得る。彼らはクリミアへと様々な機材を供給することがあまり活発にはできなくなる。それは、イメージ的にも深刻な影響をもたらしかねない。なぜなら、理解すべきだが、その橋はロシアの勝利の象徴となっているからだ。そして、その破壊は、心理的に平手打ちのようなものとなり、その要素は、私たちに肯定的に影響を及ぼしては、ロシア政治首脳陣に非常に否定的に影響を及ぼし、敵全体の士気を下げることになる」と強調した。
加えて同氏は、クリミアは軍事化された巨大基地だと指摘し、今のところロシアにはS300やS400といったシステムを多く集結させていると伝えた。「また『コンテイネル』もだ。それは、自動化された管理システムで、S300、S400、その他改良型のような、様々な防空システムを同時に管理できるものだ。そのシステムを最近私たちは攻撃することに成功した。それは大きな飛躍である。なぜなら、そのようなシステムはあまり多くなく、現在、制限や制裁のある中でそれを製造することは、彼らにとって非常に困難となるからだ」と発言した。