米超党派議員、ウクライナへロシア領内標的攻撃のために米国製武器の使用を許可するよう呼びかけ
HPSCIウェブサイトに20日付書簡が公開された。
発表には、「ウクライナの国会議員代表団との会談後、議会議員たちは、ウクライナがロシアからよりよく自衛するためには、米国がウクライナにロシア領内の戦略的目的を攻撃できる(中略)武器の使用を認めねばならないと強調した」と書かれている。
国防長官への書簡には、米政権がウクライナに対して、米国武器によるロシア領標的に対する攻撃を制限しようとしていることが指摘されている。
また、「バイデン政権がウクライナの軍事指導者に対して、ウクライナの主権領土に対するロシアのいわれない攻撃に対応するために必要なあらゆる作戦を実施できる能力を許可することが不可欠である」と書かれている。
さらに、議員たちは、戦闘機「F16」の訓練を受けているウクライナの操縦士の数を増やす必要があるとし、またウクライナの防空強化も必要だと訴えた。
Today, Chairman @RepMikeTurner, head of the U.S. delegation to @NATOPAPress, Ranking Member @JAHimes, Representative @GerryConnolly, past president of the NATO Parliamentary Assembly, and additional Members of Congress urged @DeptofDefense to expedite resources to Ukraine. pic.twitter.com/rXDjAoh7k8
— House Intelligence Committee (@HouseIntel) May 20, 2024
なお、ウクライナのゼレンシキー大統領は、ウクライナはロシア領内にある軍事標的を防衛の一環で西側の武器により攻撃することの必要性を主張している。