近々追加「パトリオット」に関する良い結果を目にすることになる=ゼレンシキー宇大統領
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は13日、ウクライナが必要としている防空システム「パトリオット」について、パートナー国との現在の連携により、近々「良い結果」が出るだろうと発言した。
ゼレンシキー大統領がイタリアでのバイデン米大統領との共同記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「私たちはその内(「パトリオット」)5つを得る可能性について協議してきており、パートナーたちはその問題に取り組んでいる。それは、明日私たちが5つ全てのシステムを入手するということではないのだが、しかし、私たちは、近々ウクライナにとっての良い結果を目にすることになるだろう」と発言した。
また同氏は、ウクライナは現時点で少なくとも7基の「パトリオット」を必要としていると再び強調し、それでは空を危険から完全に守れるわけではないものの、それだけの数があれば、私たちの領土をしっかり守れるようになると述べた。
バイデン米大統領は、少なくとも5か国が追加の「パトリオット」や他の防空システムの供与に同意していると述べた。さらに同氏は、ウクライナのニーズは現在優先的手続きで検討されているとし、他の「パトリオット」発注国は「待たないといけない」と指摘した。
なお、ウクライナのゼレンシキー大統領は13日、イタリアで開催されているG7プーリア・サミットに出席し、スピーチを行い、ウクライナの防空の強化、長射程能力提供、F16以降への加速などを訴えた。
写真:大統領府