平和維持部隊は安全保証の一部にしかなり得ない=ゼレンシキー宇大統領
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は16日、平和維持部隊は真の安全の保証の一部にしかなり得ないと発言した。
ゼレンシキー大統領がキーウを訪問した英国のスターマー首相との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「平和維持部隊はウクライナにとっての真の保証の一部にしかなり得ない。私たちは、米国抜きのウクライナための安全保証は検討しておらず、そのため詳細について話すのは時期尚早である。米国新政権との安全の保証に関する内容のある話は、私たちはまだしていない。それら全ては今後のことだ。それら協議が行われてはじめて、私たちはウクライナにとっての安全の理想的な構造を理解することになる」と発言した。
同時に同氏は、フランスによるウクライナへの部隊派遣のイニシアティブは協議されていると認めた。
そして同氏は、「私たちはそれについてマクロン仏大統領と詳細に話してきたし、ポーランドや私たちのバルトのパートナー国と話し合うし、英国とも協議する。今日は、その詳細について話すのはまだ時期尚早だ」と発言した。