
安全の保証については、30日間停戦が生じた場合に詳細に話していく=ゼレンシキー宇大統領
ゼレンシキー大統領が記者会見時、記者からジッダでの協議の際に安全の保証については話し合われたのかと質問された際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
同氏は、「何よりも、私も述べたように、(共同)声明にあること全てを、私は肯定的なシグナルだと思っている。そこには、ウクライナの安全についても書かれている。それは、そのテーマが話し合われたということを意味する。私は、私のチームから電話で最大限の詳細を受け取ったが、しかし、とはいえ、安全の保証については、30日間停戦が生じたら、より詳細に話していくことになる」と発言した。
また同氏は、その30日間は、(編集注:関連提案を)紙に書き出すために用いられると指摘した。その際同氏は、「私たちには提案があるが、しかし、私たちの同盟者たちとの合意した措置、この戦争が終わった後にウクライナに生じる種々の安全の保証のフォーマットを書き出さねばならない」と発言した。
記者から、ロシアが突然同意した場合の、停戦に関する現実的な時期について質問されると、ゼレンシキー氏は、現在は、ロシアが停戦を望んでいるかどうか、ロシアが人々を殺し続けたがっているかどうかに、全てがかかっていると発言した。
その際同氏は、「現在、それは100%その国にかかっている。なぜなら米国は自らの措置と提案を示し、ウクライナは、返事をし、異なる解釈なく、とてもまっすぐに自らの立場を示したからだ。そして、今、ロシアはそれに答えねばならなくなっている。そしてその後、私はもう、どのようなフォーマットなのかはわからないが…、もしそれが生じたら、どのような監視かというのは…、それはもう技術グループのことで、彼らがいつどのように会うかは、次のステップなのだ」と発言した。
記者から、米国はロシアと事前に「30日間」という期限に同意していたという情報はあるか、と聞かれると、ゼレンシキー氏は、彼らが事前にそのことについて話していたかどうかは、自分にはどちらでも構わないことだと発言した。
同氏はその際、「私は、それを、戦争の終結を近付けることができるか否かという点からのみ見ている。そして、私は、今日私たちは準備を示さねばならなかったと思っている」と発言した。