ポロシェンコ候補、ゼレンシキー候補の討論実施の呼びかけに返答

ポロシェンコ候補、ゼレンシキー候補の討論実施の呼びかけに返答

ウクルインフォルム
大統領選挙に出馬する現職大統領のペトロ・ポロシェンコ候補は、国営スポーツ施設「オリンピーシキー」(スタジアム)で討論をしようと呼びかけた同じく大統領選出馬のヴォロディーミル・ゼレンシキー候補に対して返答する動画メッセージを公開した。

4日、ポロシェンコ候補がフェイスブックやツイッターの自身のアカウントに動画を投稿した。

同候補は、「選挙運動とは、国と国民の数年、何十年の将来を定める出来事である」と指摘し、大統領選挙の討論は「ショーではない」と強調した。

そして、同候補は、「討論は、国の発展戦略、価値、歴史ベクトル、優先課題について真面目に議論するものだ」と指摘しつつ、同時に討論実施に関し、「討論のルールは、大統領選挙法に記載されている。どうか、(その法律を)読んでください。討論は、公共テレビ局を基盤に実施される。同放送は、数千万人の人々のために他局も放送可能となる。そう確立されたルールなのである」と強調した。

その上で、大統領は、最後に「スタジアムというのは、まあスタジアムで(討論をするということで)良いでしょう。あなたを待ちます、ヴォロディーミル・オレクサンドロヴィチさん(ゼレンシキー候補)」と述べ、動画を終えた。

これに先立ち、3日夜、ゼレンシキー候補は、ポロシェンコ候補に対して、決選投票前の公開討論を国営スポーツ施設「オリンピーシキー」(スタジアム)で行おうと提案する動画を公開し24時間以内の回答を求めていた。

なお、大統領選挙の決選投票前のテレビ討論については、大統領選挙法の第62条にて、投票日前の最終金曜日、午後7時から10時の間、60分以上で生放送で放送するよう定められている。また、同法には、討論は国立テレビ・ラジオ放送局(編集注:現公共テレビ・ラジオ放送局)第一チャンネル(注:現「UA:第一」)で放送し、他局も無料で放送することが可能だと書かれている。大統領候補は、個人で同テレビ討論に参加することになる。そして、どちらかの候補が出演を断る、あるいは出演できなくなった場合、放送時間は、もう一方の候補の宣伝のために使われると定められている。


Let’s get started read our news at facebook messenger > > > Click here for subscribe

トピック

ウクルインフォルム

インターネット上の全ての掲載物の引用・使用に際しては、検索システムに対してオープンであり、ukrinform.jpの第一段落より上部へのハイパーリンクが義務付けてられています。また、外国報道機関の記事の翻訳を引用する場合は、ukrinform.jp及びその外国報道機関のウェブサイトにハイパーリンクを貼り付ける場合のみ可能です。「宣伝」のマークあるいは免責事項のある記事については、該当記事は1996年7月3日付第270/96-BPウクライナ法「宣伝」法第9条3項及び2023年3月31日付第2849ー9ウクライナ法「メディア」の該当部分に従った上で、合意/会計を根拠に掲載されています。

© 2015-2024 Ukrinform. All rights reserved.

Website design Studio Laconica

詳細検索詳細検索を隠す
期間別:
-