キーウ市、警報が鳴った場合は避難所への移動するよう呼びかけ
ウクルインフォルム
ウクライナ首都キーウ(キエフ)市は、警報(サイレン)が鳴った場合は、緊急に避難所(укриття)へ移動すべきだと呼びかけた。
キーウ市行政府がテレグラム・チャンネルにて伝えた。
発表には、「空の脅威が確認されました。警報が鳴った場合は、全ての人が緊急に民間保護施設(避難所、укриття)へ移動するようお願いします!」と書かれている。
これに先立ち、ロシア連邦のプーチン露大統領は24日、ドンバス保護を目的とした特別軍事作戦実施に関する決定を採択した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は24日朝、ウクライナ国民に対して呼びかけ動画を公開し、ロシアがドンバス地方での軍事作戦を開始し、ウクライナの軍事インフラを攻撃、国内複数都市で爆発音が聞こえると伝えた上で、全土で戒厳令を敷くと発表した。
ウクライナ外務省は、「ウラジーミル・プーチン・ロシア連邦大統領は、ウクライナに対して新たな侵略の波の開始を発表した。(中略)ロシア軍は、一時的被占領下ドンバス・クリミアや、北東地域(編集注:ベラルーシ)を含む、さまざまな方向から、ウクライナの平和な町への攻撃を行っている。これは、戦争行為であり、ウクライナの主権と領土一体性への攻撃であり、国連憲章と国際法の基本的規範と原則への著しい違反である」と発表した。