ロシア国防省は、16日の占領下ウクライナ領クリミアのジャンコイ地区にて発生した弾薬庫の爆発を工作によるものだとみなしていると発表した。
露インターファクス通信が露国防省の声明を報じた。
露国防省は、「8月16日朝、工作の結果、ジャンコイ地区の軍事目的の倉庫が被害を受けた。被害が、送電用鉄塔、線路を含む民間施設複数、並びに、及び民間家屋複数に発生。深刻な犠牲者はいない」と伝えた。
また、同省は、工作の被害の解消に向けて必要な方策がとられていると指摘した。なお、クリミアのロシア占領政権は同日、同地で2名の民間人が被害を受けたと発表していた。
これに先立ち、16日、ウクライナ南部クリミアのジャンコイ地区にて、ロシア占領軍基地と弾薬庫で爆発と火災が発生したことが伝えられていた。