ゼレンシキー宇大統領、ヘリ墜落事件の犠牲者に哀悼表明
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ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は、18日朝のキーウ州ブロヴァリにおけるヘリ墜落事件の犠牲者に哀悼を捧げるメッセージを公開した。
ゼレンシキー大統領がフェイスブック・アカウントにて伝えた。
ゼレンシキー氏は、「今日、キーウ州ブロヴァリで、凄惨な悲劇が起きた。国家非常事態庁のヘリが墜落し、墜落現場で火災が発生した。現時点で15名が死亡。悲劇の犠牲者の確かな数字は、現在確認中だ。その中には、デニス・モナスティルシキー内務相、イェウヘーニー・イェーニン内務第一次官、ユーリー・ルブコヴィチ内務事務次官、彼らの補佐官、ヘリの運転手がいた。負傷者は25名、その内10名が子供だ。現時点で、3名の児童が死亡した。言葉にならない痛みだ。ヘリは、幼稚園の敷地に落ちた」と伝えた。
同氏はさらに、保安庁(SBU)に対して、国家警察や、その他担当機関とともに、事故状況の解明を行うよう指示したと伝えた。
ゼレンシキー氏はまた、犠牲者遺族に加え、「デニス、イェウヘン、ユーリー、内務省のチーム…。本当にウクライナの愛国者だった。光の記憶を! この黒い朝に命を奪われた全ての人に光の記憶を!」と全ての犠牲者への哀悼を表明した。
これに先立ち、18日朝、ウクライナ中部キーウ州ブロヴァリでヘリが墜落し、乗っていたモナスティルシキー内務相と第一内務次官及び内務事務次官、さらに近隣の住民の死亡が判明していた。