カホウカ貯水場からの水の流入、ピークは7日朝にかけて=水力発電公社
ウクルインフォルム
ウクライナの水力発電公社「ウクルヒドロエネルホ」は6日、ロシアの爆発と見られるダムの決壊により、カホウカ貯水場から水が流れ出していることにつき、水位上昇のピークは7日朝にかけて見られるだろうと伝えた。
ウクルヒドロエネルホ社が、シロタ同社総裁の予想をテレグラム・チャンネルに掲載した。
シロタ総裁は、「カホウカ貯水場からの水の流入ピークは、6月7日朝までと見込んでいる。その後は、水位の安定化が起こるだろう」と伝えた。
また、同氏は、4、5日後には、水位は下がっていくと予想した。
これに先立ち、6日、ウクライナ政権は、ロシア軍がウクライナ南部の水力発電所を爆破したと発表した。ヘルソン州では危険な地区からの住民の避難が始まった。ヘルソン市からは6日18時までに1360人が避難したと発表されている。