ウクライナ、南部の洪水地域で水陸両用車や無人機を使い住民支援
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ウクルインフォルム
ウクライナ政権は、6日のウクライナ南部のカホウカ水力発電所のダム爆破により生じた洪水を受け、水陸両用車や無人機を使って住民への避難・支援活動を行っている。
ヘルソン州軍行政府は7日、フェイスブック・アカウントにて、ウクライナが開発した水陸両用車「ボフン」を使った救助の様子を伝えた。
行政府は、「動画にはウクライナの発明品が写っている。水陸両用車『ボフン』だ。それは最近試験されたばかりのものだが、今日それはもう住民避難という非常に困難な課題を遂行している」と伝えた。
8日、フェドロウ宇イノベーション・教育・科学・技術発展担当副首相兼デジタル移行相は、テレグラム・チャンネルにて、プロジェクト「無人機軍」の無人機によってヘルソン州の住民の支援が行われていると報告した。
フェドロウ氏は、動画を公開して、「軍人たちは、みなさんがユナイティド24(編集注:オンライン募金サービス)を通じて募金してくれたおかげで購入できた普通の(無人機)『マヴィク』によって、一時的被占領下オレシュキの住民に水を渡した。さっき一家を避難させた。彼らは安全なところにいる」と伝えた。
これに先立ち、6日、ウクライナ政権は、ロシア軍がウクライナ南部の水力発電所を爆破したと発表した。ヘルソン州では危険な地区からの住民の避難が行われている。
ウクライナの国家警察は、ロシアにより一時的被占領下にあり、ダム決壊で町の大半が水没したウクライナ南部ヘルソン州オレシュキから、女性1名と子供2名を救出することができたと発表した。