日本政府のロシア連邦による侵略を非難する立場は変わらない:角在ウクライナ日本国大使

日本政府のロシア連邦による侵略を非難する立場は変わらない:角在ウクライナ日本国大使

ウクルインフォルム
ロシアによる対ウクライナ侵略非難、クリミア併合不承認、国際場裏や国内改革における対ウクライナ包括的支持という日本政府の立場は、今後も変わらない。

14日、角茂樹駐ウクライナ日本国特命全権大使がヴォロディーミル・フロイスマン首相との会談時に発言した。政府ポータルサイトが公表した。

発表には、角大使が「私は、尊厳革命の直後にウクライナへ来ました。日本は、ウクライナの領土一体性の原則を常に保護してきましたし、クリミアの併合とドンバス地方の侵略を非難してきました。今後もこの立場は変わらないということを明言します」と発言したと書かれている。

これに対し、フロイスマン首相は、ウクライナは、常に日本からの政治的・経済的サポートを感じていたし、今も感じていると述べ、「私たちには連携のための展望ある分野が多くあり、今後も温かい連携を発展させるべきです」と指摘した。

今回の会談は、角大使の任期が終了することに関連して開かれたものだとのこと。

政府発表には、補足情報として以下のように書かれている。

「日本は、2014年春にロシアの侵略の脅威を認めた最初の国のうちの一つである。2014年3月、日本国外務省は、ロシアに対し、ウクライナ領におけるロシア黒海艦隊の地位及び駐留条件に関する協定をはじめとする、国際法を遵守し、ウクライナの主権と領土一体性を尊重するよう呼びかける声明を発出した。日本は、ロシアのウクライナに対する行為を非難するG7の声明に加わり、また、ロシアに対する制裁発動の決定を支持した。この制裁は、2014年を通じて強化されていった。

過去4年間、日本政府は、ウクライナに対して、総額17億米ドル以上の財政支援を供与してきた。別途、ウクライナ東部諸地域の復興と被害を受けた人の支援のために4000万米ドルの無償支援も拠出した。

貿易経済相互協力の発展も、両国関係にとっての重要優先課題であり続けている。日本からウクライナへの直接投資は、2018年7月1日時点で、1億4420万ドルに達している。また、欧州に展開する日本企業の支部からの投資も考慮すると、日本のウクライナ経済への投資は、3億ドルに上る。

ウクライナと日本の協力における展望ある分野の一つは、大型インフラ・プロジェクトの実現である。」


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