ロシアのドミトリー・メドヴェージェフ首相は、ウクライナの個人・法人の制裁対象者リストを拡大する決議に署名した。
25日、同首相がツイッター上で発表した。
発表には、「特別制限措置が適用されるウクライナの個人・法人のリストが拡大された。私が関連決議に署名した。これはロシアの国家、企業、国民の利益保護のために行われているものである」と書かれている。
その後、ロシア政府は、今回の拡大は、200以上の個人・組織を対象に拡大した経済措置であると説明した。
なお、2018年11月1日の時点で、メドヴェージェフ首相は、ウクライナの個人322名、法人68に対する特別経済措置発動の決議に署名しており、今回はその対象者リストを拡大する内容となっている。
制裁内容は、ロシア領内の資産凍結・送金停止となっている。