ルカシェンコ・ベラルーシ大統領、今後はロシアを「兄弟国家」と呼ばないと発言
ウクルインフォルム
ベラルーシのルカシェンコ大統領は、ロシアとの協力課題会合にて、ロシアのことを兄弟国家と呼ぶのを止めようと提案した。
24日、ベラルーシ大統領府が公表した。
ルカシェンコ大統領は、ロシアはベラルーシの重要な外交パートナーであるとしつつ、「私はもう(ロシアを)『兄弟国家』とは呼んでいない。なぜなら、私は報告を受けている限り、ロシアではその呼び方を受け入れていないからである。どうやら、今までと違う人々が政権に入り、彼らにはこのコンセプトは受け入れられないようである。そのため、今後はパートナーであろう」と発言した。
また同大統領は、「両国ハイレベル評議会、連合閣僚評議会、二国間フォーマットにおいて多くの協定が署名されてきた。残念ながら、私が頻繁に指摘するように、全ての協定が履行されているわけではない」と強調した。
なお、ルカシェンコ大統領は、12月14日のミンスクの記者会見にて、ベラルーシの領土は決してロシアに編入されることはない、ベラルーシの主権は神聖なものである、と発言している。
写真:国営ベルタ通信