ステファニシナ新欧州統合担当副首相、優先課題に言及
ウクルインフォルム
4日に最高会議(国会)にて任命されたオリハ・ステファニシナ欧州・欧州大西洋統合担当副首相は、同職における自身の優先課題を説明した。
ステファニシナ氏が最高会議の演台にて任命決議案投票前に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ステファニシナ氏は、自身の優先課題として、欧州連合(EU)との連合協定のウクライナ国益を基盤としたレビュー、EUとの財政面協力の条件のレビュー、EUとの連合協定とウクライナ・北大西洋条約機構(NATO)年次国家プログラムの履行に向けたウクライナ政権機関内の連携調整だと指摘した。
同氏は、欧州統合はウクライナにとって自然なプロセスであり、重要なことはEUとNATOへの統合プロセスが「何よりまずウクライナの国益を基盤に進展することだ」と強調した。同氏は、「政権機関全ての業務、政府内の業務が調整されてはじめて、それは可能となる」と発言した。
なお同日、最高会議は、ヴァディム・プリスタイコ欧州・欧州大西洋統合担当副首相を解任し、オリハ・ステファニシナ氏を同職に任命した。