クレーバ外相、王中国外交部長と電話会談 コロナワクチン供与を協議

クレーバ外相、王中国外交部長と電話会談 コロナワクチン供与を協議

ウクルインフォルム
ドミトロー・クレーバ外相は21日、中国の王毅外交部長と電話会談を行い、2021年の両国の戦略的パートナーシップ関係の優先課題を協議した他、新型コロナウイルス・ワクチンのウクライナへの輸出許可発出の促進を要請した。

ウクライナ外務省広報室が電話会談の結果を公表した

クレーバ外相は、中国政府による昨年を通じてのウクライナ政府へのコロナ対策における支援につき謝意を表明し、また中国産コロナワクチンのウクライナへの輸出許可ができるだけ早く出されるよう、促進を要請した。

クレーバ外相は、「私たちは、ワクチンに関する協力問題を、政府間の合意としてだけでなく、中国とウクライナの人々の間の連携とみなしている」と発言した。

これに対して、王外交部長は、中国政府はウクライナへのコロナ対策のサポートを今後も提供する準備があると明言した。

中国側はまた、ウクライナの主権、領土一体性、独立、そしてウクライナの人々が選んだ国の発展の道への不変の支持を改めて認めた。

これに対してクレーバ外相は、ウクライナの「一つの中国」という立場が不変であることを明言した。

発表によれば、両者は、昨年、コロナ危機の中でも二国間貿易が20%増加し、総額が過去最高となる150億ドルに達したことを指摘した。

また両者は、貿易の発展と人的交流が2021年のウクライナと中国の鍵となる2つの優先課題であると指摘した。

さらに両者は、今年のウクライナ・中国の首脳レベルを含むあらゆるレベルでの対話の予定について協議した。クレーバ外相は、ウクライナの独立30周年記念式典について中国側に報告した。

加えてクレーバ外相は、「ウクライナと中国が戦略パートナーシップを発表してから10周年となり、ウクライナは独立30周年を祝ってもいる。これを背景にウクライナと中国が二国間関係において大きな肯定的結果を出せることを心から期待している」と発言した。

両者はまた、新型コロナウイルスの世界的拡散に伴う制限が収まってから、それぞれの国を実務訪問するよう招待していることを再確認した。

発表には、今回のものは、ウクライナと中国の外相級の電話会談としては2回目となると書かれている。前回は、2020年4月に実施されている


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