ゼレンシキー宇大統領、IOCを批判 バッハ氏にバフムートを訪れるよう呼びかけ
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は27日、同国はオリンピックへとテロ国家ロシア連邦の代表者が参加することのないように活動していくと発言した。
ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージの際に発言した。
ゼレンシキー氏は、「私たちは、国際オリンピック機構幹部を冷笑的態度や、世界のスポートへとテロ国家代表者を引き込もうとするあらゆる試みから浄化するための『正直のマラソン』を始める。国際オリンピック委員会のトーマス・バッハ委員長による発言には、失望せざるを得ない。私は、彼と何度も話したが、ロシアのスポーツマンを国際大会に戻す場合に、彼がどのようにしてスポーツを戦争プロパガンダから守るつもりなのかについては、一度も聞けなかった」と発言した。
同氏はまた、戦争が続く以上、中立というものはないと強調し、「私は、バッハ氏がそのようなことを主導することになった動機が何だったのか調べたいとは思わない。しかし、私は、世界がスポーツをテロ国家の政治的な影響やその他のあらゆる影響から守るために全てのことを行う。ロシアのスポーツマンが大会に参加したら、そのような影響は避けられない。パリ・オリンピックは言うまでもない。ところで、私は、バッハ氏が自分の目で中理など存在しないことを目にすることができるよう、彼をバフムートに招待する」と発言した。
これに先立ち、ロシアとベラルーシの選手が中立的旗を掲げることで、2024年パリ・オリンピックへ参加できることが発表されていた。