ジョリー加外相、ウクライナ児童帰還問題を扱う諸国連合の発足を発表
ウクルインフォルム
カナダのジョリー外相は2日、ウクライナ首都キーウを訪問し、ロシアに連れ去られたウクライナ児童の帰還問題を扱う諸国連合の発足を発表した。
ジョリー外相がクレーバ宇外相との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ジョリー外相は、「子供たちは自分の家、家族から連れ去られ、自分の言語を奪われている。児童の帰還の重要性は過小評価できない。それは、私たちの人間性の問題でもある。正にそのために、今日、カナダとウクライナはウクライナ児童帰還に向けた連合を発足させる」と発言し、これを通じてカナダとウクライナは児童を帰還させたいと思っていると補足した。
さらに同氏は、カナダは皆に対して、その子供たちが誰なのかを説明して、諸国がその問題の解決のために団結するよう説得していくと述べた。その際同氏は、カナダは多くの国、とりわけメキシコ、ブラジル、カタールなどの国々と話をしていくと述べた。
そのほか同氏は、カナダはウクライナ児童帰還を促進するために、ロシアとの間に直接の関係を持っている国とも活動していくと伝えた。