ロシアはウクライナの3つの原発を攻撃するつもり=ゼレンシキー宇大統領
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は24日、ロシアは、ウクライナの電力システムを破壊するために、ウクライナにある3つの原子力発電所を攻撃するつもりだと発言した。
ゼレンシキー大統領が国連安全保障理事会会合での演説時に発言した。ウクルインフォルムのニューヨーク特派員が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「今、この戦争が3度目の冬に近付いている中で、ロシアは再び私たちのエネルギーシステムを破壊しようとしている。そして、この秋には、彼らは以前にもましてシニカルに行動している。彼らは、私たちの原子力発電所の内の3つを狙う準備をしている。私たちはその情報とその証拠を有している」と発言した。
また同氏は、ロシアはとても遠くまで入り込む準備があるとし、「それは、あなた方が大切にしていることの内、何一つとしてモスクワにとって意味を持つものはないということである」と指摘した。
これに先立ち、ゼレンシキー大統領は、ロシアはウクライナの核施設の撮影に中国の衛星を使っており、核施設への潜在的攻撃の可能性があることを示唆していた。
また、シビハ外相は21日、国際原子力機関(IAEA)に対して、冬季を前にしたロシアによるウクライナの重要原子力施設への攻撃準備につき報告していた。
写真:大統領府