ゼレンシキー宇大統領、石破首相に露軍のクリスマス大規模攻撃を報告
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は、25日の日本の石破首相との電話会談の際に、同日のロシア軍によるウクライナのエネルギー施設に対する大規模攻撃について報告し、エネルギーシステムの防護と復旧は優先課題だと伝えた。
ゼレンシキー大統領がXアカウントで報告した。
ゼレンシキー氏は、「私は、日本の石破茂首相と話し、彼の首相就任を祝うとともに、エネルギー施設やシェルター建設への最近の支援を含め、何千人もの人の命を救うのを助ける、日本の人道・財政支援につき謝意を伝えた」と書き込んだ。
また同氏は、クリスマスの夜にロシア軍がウクライナのエネルギーインフラを大きび攻撃したことを取り上げ、ロシアが冬の間、ウクライナの人々から暖房も光もない状態にしようとしている中で、エネルギーシステムの防護と復旧は優先課題だと強調した。
同氏によれば、石破首相は、北朝鮮がロシアの侵攻に関与していることを非難し、それは深刻なエスカレーションであり、インド太平洋の安全保障に対する深脅威であると述べるとともに、日本は侵略者に対する制裁を強化する用意があると表明したという。
そして同氏は、「私たちは公正かつ永続的な平和が必要であり、共通の努力のみがそれを私たち皆のところへ近付けられる」と書き込んだ。
これに先立ち、日本外務省が、ウクライナのゼレンシキー大統領と日本の石破首相が25日に電話会談を行ったと発表していた。