トランプ新米大統領、ロシア・ウクライナ戦争の「できるだけ早期の終結」願望を認める
トランプ氏がホワイトハウスで大統領令への署名の際に記者団に対して発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
記者からの質問に対して、トランプ氏は「私はプーチン大統領と会う」と返答した。
同時に同氏は、いつその会談が生じるかについて話すことはできないと述べた。他方、同氏はその後、会談はもしかしたらもうすぐ生じるかもしれないとも発言した。
記者から、ウクライナにおける戦争をどのように終結させる予定かと質問されると、トランプ氏は、「私たちはそれ(終結)をできるだけ早期に行おうとする」と発言した。その際同氏は、その戦争は決して始まるべきではなかったとの立場を繰り返した。
その後、記者が戦争終結にどれだけ時間がかかるかと尋ねると、トランプ氏は、まずはプーチン氏と話さなければならないと答えた。
その際同氏は、「私たちはそれを明らかにせねばならない。彼は、(編集注:戦争で)幸せではなく、彼は全てがうまくいっているわけではない」と発言した。
さらに同氏は、多くの人が戦争は1週間で終わると思っていたが、しかし、それは約3年続いていると指摘した。
その他同氏は、ロシア側もウクライナ側も非常に多くの人が亡くなったとし、「この戦争に終止符を打つことは非常に良いことだ」と発言した。
同氏はまた、ゼレンシキー宇大統領は戦争終結のための合意を締結したがっているとしつつ、他方で、プーチン氏がそれを望んでいるかどうかはわからないと述べた。
その際同氏は、「彼(編集注:プーチン)は合意を結ばねばならない。私は、彼は合意に向かっていないことでロシアを破壊していると思っている。私は、ロシアは大きな問題を抱えると思っている。彼らの経済を見るが良い、ロシアのインフレを見るが良い」と指摘した。
同氏はさらに、プーチン氏とうまくやっていけるだろうとし、プーチン氏が合意に同意することを期待していると述べた。
写真:ゲッティ