
米国のウクライナ・ロシア問題特別代表、ウクライナ等の欧州諸国を訪問へ
国務省広報室が公表した。
発表には、「米大統領兼ロシア・ウクライナ問題担当特使のキース・ケロッグ氏は、2月13日から22日にかけて、ドイツ、ベルギー、ウクライナを訪問し、ウクライナにおける『力に夜平和』の確保と、米国の国家安全保障利益の維持に向けたトランプ大統領の目的を推進する」と書かれている。
またケロッグ氏は、ドイツで開催されるミュンヘン安全保障会議に参加する他、ブリュッセルの北大西洋条約機構(NATO)と欧州連合(EU)の本部を訪れ、ロシアの対ウクライナ戦争を終わらせ、欧州の安定を回復するために米国と協力する意志のある欧州の同盟国やパートナー国と協議を行うという。
ウクライナでは、ケロッグ氏は、ウクライナ政権関係者や、「約3年間の戦争を勇敢に耐え抜いてきた人々」と面会する予定だという。「ケロッグ特使は、大統領の目標達成のために必要となる困難な外交を遂行することにコミットしている」と書かれている。
また、ケロッグ氏本人も、Xにて、ウクライナにおける戦争の停止の道筋を協議するために、欧州へと渡航すると発表している。
同氏は、「トランプ大統領のウクライナにおける戦争の終結と欧州における安定の回復という目的を達成するために米国と仕事をする準備のある同盟者やパートナーと会うために欧州へ出発する」と書き込んでいる。
そして同氏は、「迅速に前進するための生産的な会談を楽しみにしている」と補足した。
Heading to Europe to meet with Allies & partners who are ready to work with 🇺🇸 to achieve @POTUS goal to end the war in Ukraine and restore stability in Europe. Looking forward to productive meetings to get things moving swiftly. pic.twitter.com/5FA5KXfuJV
— Gen. Keith Kellogg (@SPE_Kellogg) February 12, 2025
写真:ケロッグ特別代表(X)