大国がウクライナに命令する時代は終わった=ゼレンシキー宇大統領

大国がウクライナに命令する時代は終わった=ゼレンシキー宇大統領

ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は15日、戦争はウクライナで生じているのだから、ウクライナこそが、和平プロセスで誰が交渉の席に着くかを決めねばならないと発言した。

ゼレンシキー大統領がミュンヘン安全保障会議での記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「戦争は米国で起きているのではないし、幸いなことに、EUで起きているのでもないが、しかし、残念ながら、戦争はウクライナで生じているのだ。そのため、ウクライナこそが、交渉の席に誰が着くのかを決めねばならない。その事において、私たちの立場が主要でなければならない」と発言した。

また同氏は、和平交渉には欧州のリーダーたちが参加せねばならないと強調した。

同氏は、「欧州の(編集注:交渉の場での)声がそのようなレベルで聞かれなければならない。米国は私たちの主要な戦略的パートナーだが、欧州連合(EU)もまた非常に重要なパートナーだ。EUのリーダーたちは非常に多く助けてくれた。そのため、私たちは、欧州と一緒に進まねばならない」と発言した。

さらに同氏は、大国がウクライナに命令する時代は終わったと強調した。

その際同氏は、「私は、長年そうだったような『明日はそこだ、ウクライナはそこに座るのだ』というようなこと(アプローチ)には今後はならないということに、皆が慣れるべきだと思っている。私たちは、偉大であり、私たちがあなた方にどこへ向かうかを伝えるのだ…。私たちがあなた方をどこで待っているかについて読むことになる。おそらく、これは真剣な話ではない。ただ、私はそのように感じている」と発言した。

その文脈で同氏は、サウジアラビアにおけるあり得る会談のフォーマットについての連絡は一切入ってきていないとし、「私は何も見ていないし、会談のための招待も一切見ていない」と発言した。

これに先立ち、サウジアラビア外務省は、自国領でトランプ大統領とロシアのプーチン氏の会談を受け入れる準備があると表明していた


Let’s get started read our news at facebook messenger > > > Click here for subscribe

トピック

ウクルインフォルム

インターネット上の全ての掲載物の引用・使用に際しては、検索システムに対してオープンであり、ukrinform.jpの第一段落より上部へのハイパーリンクが義務付けてられています。また、外国報道機関の記事の翻訳を引用する場合は、ukrinform.jp及びその外国報道機関のウェブサイトにハイパーリンクを貼り付ける場合のみ可能です。「宣伝」のマークあるいは免責事項のある記事については、該当記事は1996年7月3日付第270/96-BPウクライナ法「宣伝」法第9条3項及び2023年3月31日付第2849ー9ウクライナ法「メディア」の該当部分に従った上で、合意/会計を根拠に掲載されています。

© 2015-2025 Ukrinform. All rights reserved.

Website design Studio Laconica

詳細検索詳細検索を隠す
期間別:
-