「ミュンヘンでの会談はウクライナが孤独でないことを確信させている」=シビハ宇外相

「ミュンヘンでの会談はウクライナが孤独でないことを確信させている」=シビハ宇外相

ウクルインフォルム
ウクライナのシビハ外相は、ミュンヘン安全保障会議の会場でパートナー国やいわゆる「グローバルサウス」の国々と多くの二国間・他国間会談を開いたとし、それらはウクライナは孤独ではないと確信する根拠を与えていると発言した。

シビハ外相がウクルインフォルムにミュンヘンでの活動の総括としてコメントした。

シビハ氏は、「算数的には今言わないが、しかし会談はノンストップで朝から夜遅くまであった。それら全ての会談、それら全ての会議が『私たちは孤独ではない』との確認、確信を明確に与えている」と発言した。

同氏はまた、アクセントは「グローバルサウス」の国々に置かれていたとし、ミュンヘン会議のような他国間プラットフォームは、とりわけウクライナが現在優先的に支持を必要としている地域の代表者と会談をする上で、常に都合が良いと指摘した。

そして同氏は、「とりわけ重要でグローバルな出来事の前に、それはグローバルサウスだ」とし、その文脈で15日にはバーレーンとペルーの同僚と会談したと伝えた。

その他同氏は、15日には自身はG7外相会談にも招待されたとし、その結果「ウクライナの今後の支援に関する非常に重要で、強力な声明」が採択されたと報告した。その際同氏は、自身もまた、同会合で他の外相に対して、公正な平和の達成に必要な決定を伝え、米新政権がうたうウクライナによる「力による平和」政策の支持を表明したと伝えた。さらに、同会合にルビオ米新国務長官が出席したことも「極めて重要だった」と述べた。

加えて同氏は、国際情理で重要なプレーヤーである中国の外交部長との会談も行われたとし、ウクライナは、国連安全保障理事会常任理事国の役割の観点も含めて、同国からの支持を待っていると発言した。

さらに同氏は、北欧・バルトの近しい同盟国との会談も行ったと伝えた。

その上で同氏は、「私は、現在欧州にとって特別な瞬間だと絶対的に確信している。この瞬間はウクライナにとって決定的だが、しかし、欧州にとっても自らの力、自らの統合された能力を示す瞬間となっている。この力と団結という2つの要素が、私たちが、ウクライナのための公正かつ永続的な平和の達成のためにかつてないほど必要としているものだ。大切なことは、それが力による平和のコンセプトを通じて実現されることだ」と伝えた。

そして同氏は、ウクライナ代表団は今年ミュンヘンに到着した時とは異なる気持ちで出発するとし、また3年前の全面戦争開始から数日前のウクライナの全ての警告が無視されていた時よりも肯定的な気持ちがあると補足した。

写真:ミュンヘン安全保障会議


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