
米露高官のサウジでの会談は18日に開かれる=報道
ウクルインフォルム
米露政権高官によるウクライナにおけるあり得る終戦条件の協議とトランプ米大統領と露独裁者プーチン氏の会談の準備のための会談は、18日にサウジアラビアで開催される。
Axiosが出来事に直接関わっている2人の関係者の発言をもとに報じた。
報道によれば、米国代表団にはルビオ米国務長官、ウォルツ米国家安全保障担当大統領補佐官、ウィトコフ中東問題特使が加わるという。
同時に、ロシア代表団に誰が加わるかは現時点で不明だという。関係者の1人は、ラヴロフ露外相が会談に出席する可能性があると伝えた。
16日、ウィトコフ氏はフォックスニュースに対して、自身とウォルツ氏は同日夜にサウジアラビアへ向かい、ルビオ氏は17日、イスラエル訪問後にサウジアラビアへ到着すると発言した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は15日、ミュンヘン安全保障会議にて、ウクライナは同会談への招待を受け取っていないと発言。他方で、トランプ氏は16日、ゼレンシキー氏は、後で交渉に「加わる」と記者団に対して発言していた。
ロイター通信は、ルビオ氏は交渉が予想されている日の前日となる17日にサウジアラビアへと到着すると報じた。ロシア紙「コメルサント」もまた、匿名関係者の発言をもとに、交渉はサウジアラビア首都リヤドで18日に開催されると報じた。
ガザの将来に関する米国との交渉に参加するサウジアラビアは、先週ウクライナとロシアの被拘束者の交換を支援することで、米露の最初の接触にて重要な役割を担ってきた。
ゼレンシキー大統領もまた、同地域に滞在している。同氏は、16日にアラブ首長国連邦に到着しており、日付は明らかにしていないものの、今後サウジアラビアとトルコを訪問すると述べている。同氏は同時に、ロシアや米国の高官と会う予定はないと発言している。
写真:Aaron Schwartz/CNP/Bloomberg via Getty Images