
ロシアのG7回帰は「想像不可能」=バロ仏外相
ウクルインフォルム
フランスのバロ外相は、ロシアのG7回帰は現在不可能だとの見方を示した。
バロ外相がLCIの番組出演時に発言した。
バロ氏は、「現在それを想像することは不可能だ。G7とは何であろうか? それは世界で最も発展した民主主義のグループなのだ。現在ロシアが発展した民主国家に見える、ないしは、見えることを望んでいるだろうか? 否だ」と発言した。
また同氏は、現在ロシアは侵略国として振る舞っており、G7の他の国に脅威をもたらしているとし、「同国はG7の他のメンバーのことも襲っている。臆面もなく、恥ずかしげもなく。よって、今日、それは受け入れられない」と強調した。
同時に同氏は、将来外交的対話はが再開する可能性については、「もし将来、私たちが公正で永続的な平和のための条件を作り出したら、私たちはロシアの人々との関係を再開することができる。なぜ、だめだろうか。あなた方は、この戦争の責任がウラジーミル・プーチンと、疑うことなく、彼の非常に近い周辺人物の肩にかかっていることを知っているであろう。ロシアの民がこの対ウクライナ侵略戦争を始めたのではない」と発言した。
ラヴロフ露外相と話す準備があるかとの質問に対して、同氏は、「ない。現在は、ない。しかし、欧州の前に現在存在する主要な問題を克服次第、私は彼と話すことができるであろう。それは、ウラジーミル・プーチンのロシアからの私たちの安全保障への脅威だ」と指摘した。
さらに同氏は、彼が「ロシアは、ウクライナが真の安全の保証を得るべき、ないし、ウクライナがNATOに加盟すべきだとということに最終的に同意した」と言わるなら、電話を受けるだろうとも補足した。