
「共通の見方がある」=ゼレンシキー宇大統領、マクロン仏大統領と安全の保証につき協議
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は17日、フランスのマクロン大統領と電話会談を行い、欧州の状況とウクライナのための安全の保証について協議を行った。
ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルで伝えた。
ゼレンシキー氏は、「先ほどマクロン仏大統領と話した。長時間のやり取りだった。エマニュエル(編集注:マクロン仏大統領)は、他の欧州の首脳と会った。彼らは、世界情勢、欧州の情勢、とりわけウクライナの安全の保証について話した。私たちには、信頼できる強固な安全の保証が必要だという共通の見方がある。そのような保証のない他のどのような決定も、例えば、脆い停戦などは、ロシアからのさらなる嘘、そしてロシアによる新たなウクライナやその他の欧州の国々への戦争へのプレリュード(前奏曲)となるだけだ」と指摘した。
電話会談では、マクロン氏は、欧州や欧州以外の国々の首脳とのやりとりについて報告したという。
ゼレンシキー氏は、「常に連絡を取り合うことで合意した。大切なことが決まっている。信頼できる永続的な平和を確保せねばならない。それは、強力な安全の保証によってのみ生じ得るものだ」と強調した。
これに先立ち、17日、パリで欧州諸国とEUの首脳たちが会談を開いていた。
写真:大統領府