
米国は少なくとも露宇戦争の和平合意締結までは対露制裁を解除しない=報道
ウクルインフォルム
米国のルビオ国務長官は18日、欧州の同盟国に対して、米国の対露制裁は少なくともロシア・ウクライナ戦争の終結合意が締結されない限りは解除されないと発言した。
ブルームバーグが関係者の発言をもとに報じた。
報道には、「マルコ・ルビオ国務長官は火曜日、欧州同盟国に対して、ドナルド・トランプ政権は、ウクライナにおける紛争の終結合意が締結されない限りは対露制裁を維持すると明言した」と書かれている。
このやりとりは、サウジアラビアでの米露代表団の交渉の後に行われたものだという。
これに先立ち、米国務省は、ルビオ国務長官が、リヤドでのロシア代表団との会談の後に、フランス、ドイツ、イタリア、英国の外相と欧州連合(EU)外務・安全保障政策担当上級代表と対話したと発表していた。
同発表には、「国務長官は、外相たちに会談について報告した。グループは、緊密な連絡を維持し、ウクライナにおける紛争の持続可能な終結を達成するために作業していくことで合意した」と書かれている。
米国は、このやりとりの詳細を公表していなかった。
これに先立ち、18日、サウジアラビア首都リヤドにて、米露代表団によるロシア・ウクライナ戦争終結などに関する協議が行われていた。
写真:Official State Department photo by Freddie Everett