
ゼレンシキー側近、ケロッグ米特使と会談
写真
ウクルインフォルム
ウクライナのイェルマーク大統領府長官は19日、米国のケロッグ・ウクライナ・ロシア問題大統領特使と会談した際に、「ウクライナ抜きでウクライナに関しては何も(編集注:議論しない/決定しない)」という原則が重要だと発言した。
イェルマーク大統領府長官がテレグラム・チャンネルで会談につき報告した。
イェルマーク氏は、「今日、キーウにて、キース・ケロッグ・ウクライナ・ロシア問題米大統領特別代表を迎えられ嬉しく思う。これは、訪問時の最初の会談であり、私は、困難な時に彼がウクライナを訪問したことに感謝している。私たちはそれが大切だと思っている」と発言した。
また同氏は、ウクライナにとって重要なことは、ケロッグ氏が、前線で起きていること、過去数年間変わっていないウクライナの人々の強靭さと精神につき完全な情報を得て、彼がそれを自分の目で見て、全ての詳細を得ることだと伝えた。さらに同氏は、戦況について、軍司令部や現場の指揮官からブリーフィングを受けることも重要となると述べた。
また同氏は、ウクライナ政権は米国による対ウクライナ支援の継続を期待しており、信頼と相互成功の原則に基づき、両国関係がオープンであることを望んでいると伝えた。


その上で同氏は、「大切なのは、この戦争がどのように終わるかだ。そのことについて、キース・ケロッグ氏に直接話した。ロシアは常に、私たちに喧嘩させようと、情報を操作し、分断の種をまき、嘘をつく。ウクライナ抜きでウクライナについては何もという原則が重要だ。私たちは、米国が真実と正義の側にあることに関心があるし、それは私たち川にある。私たちは、米国との間の戦略的で長期的で包括的なパートナーシップに関心がある。ウクライナには安全の保証、防衛、経済パートナーシップが必要だ」と強調した。
そして同氏は、「公正な平和が生じるように引き続き働いている」と総括した。
なお、19日、ケロッグ米特使がキーウを訪問している。
写真:大統領府