
コスタ欧州理事会議長、3月6日のウクライナ支援会合の招集を発表
ウクルインフォルム
欧州連合(EU)のコスタ欧州理事会議長は24日、3月6日にウクライナ支援と欧州防衛の強化の協議のために欧州理事会会合を招集すると発表した。
コスタ欧州理事会議長がキーウで開催された首脳会議「サポート・ウクライナ」でのスピーチの際に発表した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
コスタ氏は、「EUは、自らの安全保障のためと、ウクライナ支援提供継続のためにあらゆる可能なことを行う準備がある。だからこそ、私は、ウクライナ支援と欧州防衛強化を協議するために来週、3月6日に欧州理事会会合を招集する。私たちは、欧州委員会とウルスラさん(フォンデアライエン欧州委員会委員長)と緊密に協力している」と発言した。
また同氏は、平和は侵略の報酬として達成されてはならないとし、また具体的かつ明確な安全の保証のみが欧州における包括的で公正で永続的な平和の理解を可能とすると発言した。
さらに同氏は、EU加盟国は防衛能力の効果的な確保、ウクライナへの財政支援拡大、ウクライナのEU内での未来構築の準備があると伝えた。
なお、2月24日は、ロシアの対ウクライナ全面侵攻開始から3周年となる。同日キーウでは首脳会合「ウクライナ・サポート」が開催され、ゼレンシキー宇大統領、ラトビア、リトアニア、エストニア、スペイン、カナダ、フィンランド、デンマーク、アイスランド、ノルウェー、スウェーデンの首脳、欧州安全保障協力機構(OSCE)事務総長、欧州委員会のフォンデアライエン委員長や他委員、コスタ欧州理事会議長が出席した。