
米国はウクライナに平和維持軍が展開された場合に欧州をサポートする用意あり=トランプ米大統領
ウクルインフォルム
米国のトランプ大統領は26日、ウクライナ領へ欧州の平和維持軍が展開された場合に米国は欧州諸国をサポートする準備があると発言した。同時に同氏は、まずは停戦について合意せねばならないとも補足した。
トランプ大統領がホワイトハウスの自らの執務室での最初の会合の際に発言した。ホワイトハウスが公式に中継動画を公開した。
記者から、米国は欧州の平和維持軍のウクライナへの派遣をサポートするのかと質問されると、トランプ氏は、「私たちは欧州の人々を支えるつもりだ。(中略)私たちは欧州と素晴らしい関係がある」と返答した。
その際同氏は、平和維持は「非常に簡単だが、紛争解決合意を結ぶのは非常に難しい」とし、「まずは私に和平に合意させてくれ」と発言した。
その他同氏は、バイデン前政権につき、対立解決のために「誰もロシアと話さなかった」として再び批判した。同氏はまた、「バイデンは酷い酷い仕事をした。彼はその戦争を防ぐべきだった。彼はこの戦争を防げた」などと主張した。
なお、報道によれば、2月27日、英国のスターマー首相がトランプ米大統領と会談し、欧州平和維持軍のウクライナへの配備計画案を紹介するかもしれないという。スターマー氏は、ロシアが自らの義務に違反し、ウクライナに再び侵攻した場合には、米国の支援を得たいと考えているという。
写真:ホワイトハウス