
ウクライナのための安全の保証はNATOの枠内で実現すべき それ以外は効果低い=メローニ伊首相
ウクルインフォルム
イタリアのメローニ首相は26日、ウクライナにおける公正かつ永続的な平和は、ロシアが再侵攻しないという保証をウクライナが得ない限り不可能だと発言した。
メローニ首相がローマでのクリステション・スウェーデン首相との会談ごに発言した。ANSAが報じた。
メローニ氏は、「ウクライナにおける公正かつ永続的な平和のための基盤を築くために努力せねばならない。それは、ウクライナが、それ(編集注:ロシアの侵攻)が二度と起きないと確信するための適切な安全の保証を与えられ、脅威を感じている欧州の国々が安全の中にいると感じることができるようになる時にのみ生じる」と発言した。
また同氏は、安全の保証はNATOの枠内で実現可能だという自らの立場を繰り返した。
その際同氏は、「私は、その安全の保証はNATOの枠内で実現されるべきだと常に話してきたし、そう思っている。なぜなら、私は、欧州が再び戦争ドラマに入り込むかもしれないというリスクがこれ以上生じないようにするためには、それが脆くもなく、一時的でもない平和の保証のための最善の枠組みだと思っているからだ」と発言した。
そして同氏は、他の安全の保証の決定は「私にはより複雑で、率直に言って、効果はより低いだろうと思える」と発言した。
写真:ウクライナ大統領府