
フランスはウクライナとの間で鉱物資源供給について協議を実施中=ルコルニュ仏軍事相
ウクルインフォルム
フランスのルコルニュ軍事相は27日、同国も自国の防衛産業のためにウクライナとの間で鉱物資源供給の可能性に関する協議を行っていると発言した。
フランスインフォが報じた。
同氏は、「あなた方は、私が同僚、ウクライナの国防相と、私たちの自国のニーズのためにその問題について協議していることを知るべきだ。私たちの防衛産業は、来年ではなく、今後30〜40年の兵器システムのためにいくつかの希少鉱物資源が必要となり、私たちはそれを多元化せねばならない」と発言した上で、米国と違い、フランスは決して提供した支援の返済だとか補償としてそれをみなしてはいないと発言した。
また同氏は、希少鉱物資源に関する協議はマクロン仏大統領が同氏に対して依頼したもので、昨年の10月から行われていると述べた。
そして同氏は、その協議は「欧州のレベルではなく、フランスのレベルで」行っているものだと説明した。
これに先立ち、セジュルネ産業戦略担当欧州委員は、欧州連合(EU)もまたウクライナに同国に埋蔵されている希少鉱物資源に関する独自合意案を提案したと発言していた。