
「ミンスク合意のような弱い合意は受け入れられない」=スターマー英首相、ウクライナへの防空ミサイル支援を発表
スターマー首相がロンドンでの欧州等首脳首脳会議の後の記者会見時に発表した。ガーディアンが報じた。
スターマー氏は、その資金によりウクライナは「ベルファストで生産される5000弾以上の防空ミサイルの獲得」が可能になるとし、それにより英国の防衛部門で雇用も発生すると説明した。
その際同氏は、「重要インフラを保護し、ウクライナを強化することは、平和が訪れた時にそれを確保する上で極めて重要となる。なぜなら、私たちは過去の過ちから学ばねばならないからだ。私たちは、ミンスク(諸合意)のような、ロシアが簡単に違反できるような、弱い合意を受け入れることはできない」と発言した。
同氏はまた、ウクライナを強化し、私たち皆のための公正かつ永続的な平和を支援するための努力で私たちのパートナーを団結させるために今回の会合を招集したと伝えた。
その際同氏は、「私たちの出発点は、ウクライナを力の立場から交渉を行えるようにして、私たちが支持を倍加することと、ウクライナを現在の最強の立場に据えることにある」と発言した。
加えて同氏は、首脳たちは軍事支援継続と対露経済圧力の強化と、ウクライナが和平交渉の席に着くべきと主張していくということで合意したと伝えた。
同氏は、英国が主導的役割を担うべき将来の和平合意の履行を保障するために、「有志連合」を招集する計画があることを認めた。
その際同氏は、「私たちはウクライナの合意を防衛し、平和を保証するための融資連合を発展させていく。全ての国が貢献できるわけではないが、それは、私たちが腕組みをして座り続けることは意味しない。反対に、望む者は、もう今の自転で計画を強化せねばならないのだ。英国は、他の国と一緒に、陸上に部隊を、空に航空機を送ることでそれを支持する用意がある」と発言した。