
ゼレンシキー宇大統領「私を交代させるのは難しい、NATO加盟と交換の準備あり」
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は2日、自身にはウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟と交換で大統領職を辞する準備はあると発言した。
ロンドンを訪問していたゼレンシキー大統領がスタンステッド空港での記者団とのやりとりの際に発言した。
ゼレンシキー氏は、「私を交代させるというのは…、それは今は難しい。選挙を行うだけでなく、私を(選挙に)不参加にしないといけないということだ。それはもう少し複雑となる。私と合意しなければいけないということだ。ただし、私は、(編集注:自らの職を)NATO(編集注:ウクライナのNATO加盟)と交換するとは述べた。それなら、私は自らの課題を履行したことになる。NATO(加盟)があり、戦争が終わるなら、私は自らのミッションを完遂したということだ」と発言した。
同時に同氏は、米国からの関連の発言(編集注:ゼレンシキー大統領は交代すべき、など)は「外国の国民がウクライナ国民に、どのような大統領にすべきか、と述べているように見える」と指摘した。
そして、「特にその人々が公的な職についている時にはだ。それは、非建設的で非民主的に見える。私たちは価値について話しているのだ」と発言した。
写真:大統領府