ウクライナが自らの領土をロシア領と認めることは決してない=ゼレンシキー宇大統領

ウクライナが自らの領土をロシア領と認めることは決してない=ゼレンシキー宇大統領

ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は2日、ウクライナが現在ロシアに占領されている領土をロシア領と認めることは決してないと改めて発言した。

ロンドンを訪問していたゼレンシキー大統領がスタンステッド空港での記者団とのやりとりの際に発言した

ゼレンシキー氏は、領土問題に関しては「国際法の理解に基づかねばならない」とし、ウクライナは自身に属していないものは何も欲しいと思っていないが、誰かがウクライナ領を占領し、法に違反する時、それは返還されることになると指摘した。

さらに同氏は、ウクライナが被占領地をロシア領と認めることは「決してない」とし、「私たちにとってそれは一時的占領だ」と強調した。

その他同氏は、ウクライナは、ホワイトハウスとの首脳会談後も、米国との間の希少鉱物資源の共同開発に関する合意に署名する用意があると指摘した。

ホワイトハウスでのやり取りの際に生じた言い争いについて、ゼレンシキー氏は、「ウクライナの立場を聞いてもらいたかった」「この戦争で誰が侵略者かを覚えておいて欲しかった」のだと説明した。

その他同氏は、停戦合意は正直で、公正で、安定的なものでなければならないとし、「安全の保証」は非常に具体的なものとならねばならないと強調した。その際同氏は、保証が将来ロシアの再侵略を不可能にしなければならないと指摘しつつ、もし再侵略があった場合は、ロシアがウクライナとパートナー国から「断固とした対応」を感じることにならねばならないとも補足した。

同時に同氏は、ロシアとの終戦までは、まだ「長い時間」がかかるだろうとの見方を示した。

同氏はまた、米国は「重要な」パートナーであり、ウクライナは米国議会により確定済みの武器支援を送り続けている米国と協力していると指摘した。そして同氏は、米国民に対して支援につき謝意を伝え、米国からの新しい支援への期待を表明した。

記者から、チャールズ英国王との謁見について質問されると、ゼレンシキー氏は非常に良かったと述べ、英王室はウクライナを支持してくれていると発言した。

写真:大統領府


Let’s get started read our news at facebook messenger > > > Click here for subscribe

トピック

ウクルインフォルム

インターネット上の全ての掲載物の引用・使用に際しては、検索システムに対してオープンであり、ukrinform.jpの第一段落より上部へのハイパーリンクが義務付けてられています。また、外国報道機関の記事の翻訳を引用する場合は、ukrinform.jp及びその外国報道機関のウェブサイトにハイパーリンクを貼り付ける場合のみ可能です。「宣伝」のマークあるいは免責事項のある記事については、該当記事は1996年7月3日付第270/96-BPウクライナ法「宣伝」法第9条3項及び2023年3月31日付第2849ー9ウクライナ法「メディア」の該当部分に従った上で、合意/会計を根拠に掲載されています。

© 2015-2025 Ukrinform. All rights reserved.

Website design Studio Laconica

詳細検索詳細検索を隠す
期間別:
-